太陽光パネルは「作る」時代から「メンテナンス」の時代へ突入
ここ数年で急激に設置台数が増えた太陽光発電施設。再生可能エネルギーの１つとして注目を浴びましたが、電力の固定買取価格が低下したことなどから新たに設置される台数は徐々に下降しています。逆に、設置から数年がたった現在、日本全国、いえ世界中のメガソーラー施設で顕在化している問題として「太陽光モジュールの汚れ」が頭をもたげてきました。太陽光パネルの表面が汚れてしまうと売電効率は下がってしまいます。一枚あたり数パーセントの低下量でも、数千枚規模にのぼるメガソーラー施設における数パーセントの発電量低下は膨大な損失になります。こうした事から、最近では太陽光パネルは「設置」するよりも、現在の発電施設をいかに効率よく運用するかが大きなテーマとなっているのです。
間違いだらけの洗浄方法が太陽光パネル破損のリスクを招く
効率的に発電をして売電効率を最大化するためには、太陽光パネルの洗浄が重要であることは、徐々に知られてきました。そこで新たな問題が起こるようになりました。それは「間違いだらけのパネル洗浄」で、太陽光発電モジュールが破損の危機にさらされているという問題です。太陽光発電のモジュール表面はとてもデリケートです。ガラスでコーティングされているからといってパネルの上に立ってブラシでゴシゴシ洗ったり、高圧洗浄機の水を吹き付けてはいけません。目には見えませんが、細かいヒビ（マイクロクラック）が入る事でパネルが損傷し、発電量が下落してしまいます。雑巾で拭いたり、水道水で洗い流すのも、汚れがひろがったり水垢がこびりつく危険性があるため、お勧めできません。
PVクリーナーは安全・確実・スピーディーに洗浄可能
SAPでは、太陽光パネル専用洗浄機「PVクリーナー」を使って、数千枚規模のメガソーラー施設でも「安全・安心・丁寧」そしてスピーディーに、ムラなく洗浄をすることが可能です。そのため手洗いするよりも早く、正確に、そして安価にパネルの洗浄を行うことができます。
