日本全国の太陽光発電所の除草・パネル洗浄を行っているSAP(サップ)です。今回は大人気の雑草シリーズを掘り下げて、みなさんが一番気になっている除草費用の相場について解説していきます。除草会社によってなぜ料金が違うのか?優良業者を見つけるヒントが盛りだくさんになっていますので担当者さん必見です!
草刈りの相場
「草刈り 業者」「草刈り 相場」などのキーワードで検索すると、たくさんの除草業者さんが出てきます。どこにお願いすればいいのか目移りしますが、とりあえず金額が安いところを探していませんか?
安くて安心して任せられる除草業者さんはいない!とは言いませんが、安いには安いなりの、高いには高いなりの理由がちゃんとあります。
その除草費用の算出方法として「作業面積」で計算される業者さんが多いようですが、便利屋さんやシルバー人材センターのように「作業時間」で計算する場合もあります。
わかりやすいように、すべて「作業面積」で換算して揃えてみると草刈りの相場が見えてきます。
草を刈るだけの「刈り倒し」でも500㎡あたり¥20,000〜¥137,500と金額に大きな開きがあることがわかります。
なぜこれほど金額に開きがあるのでしょうか?
もちろん企業努力や使用する機材によって除草費用は変わりますが、それ以外にも大きな理由が3つあります。
除草料金の違い/損害保証
草刈りにはトラブルがつきものです。
「頼んでいない木まで切られてしまった!」
「太陽光発電所のケーブルを切られて発電できなくなった!」
「飛び石で窓ガラス(太陽光パネル)が割れた!」
特に草刈り機によるケーブル切断は後を絶ちません!
このようなトラブルが起きないように配慮するのは当然ですし、こういったトラブルを想定して除草業者さんは損害賠償保険に加入しておく必要があります。
しかし!悲しいことに一部の業者さんや、シルバー人材センターによる作業は、このようなトラブルについてしっかりとした保証はありません。
ここでのポイントはしっかりとした保証です。
損害賠償保険に加入している業者さんでも最大10万円など低額の保証しかない場合もあります。太陽光発電所のケーブルを切断されたらケーブル自体の修理はしてくれるかもしれませんが、切断されてから復旧する間に損失している売電収入まで保証してくれる除草業者はなかなかいません。なぜなら保険料がものすごく高額だからです(笑)
万が一のトラブルにもしっかり保証してくれる除草業者さんの除草価格には高額な損害賠償保険に加入している金額が反映されているということなのです。
太陽光発電所の断線トラブルでは数百万円規模の被害額に発展したケースも実際に起きています!このようなトラブルが増えてきたので一部の除草業者さんや、シルバー人材センターやではリスクの高い太陽光発電所の除草を断る場合があります。
リスクを顧みず受注される業者さんがいることにも驚きますが…
「損害賠償保険に入っているのか?」
「発電ロスした分まで保証してくれるのか?」
「最大いくらまで保証してくれるのか?」
この3つをしっかり確認しておきましょう!
ちなみにSAPは最大1億円(太陽光発電所の場合は売電機会損失分も含む!)の損害賠償保険に加入しています。安心してお任せください!
除草料金の違い/法令順守
草刈りで最も使用されている機械に「刈払機」というものがあります。あまり知られていませんが、事業として刈払機を使用するには「刈払機取扱作業者安全教育」を受けるように労働安全衛生法に規定されています。
個人や農家さんが自分の敷地の草を刈るためなら資格は必要ありませんが、人からお金をもらって仕事として草刈りを行う場合には「刈払機取扱作業者安全教育」を受講して認定を受けなければならないのです。
誤解のないように補足すると、この資格は作業資格ではありません。事業者に求められる安全衛生教育上の規定になります。なので、認定を受けずに除草作業を行ってしまうと「実際に作業をした人(作業員)」は罰せられませんが、「作業をさせた人(社長など)」は処罰の対象となってしまいます!
また、刈払機による事故が発生しても安全衛生教育上の規定を守っていなかったことになってしまうので労災が認められない場合もあります。そのような安全衛生教育を行っていない会社に除草を依頼してトラブルが起こった場合、依頼した側の責任問題まで発展する場合も考えられます。
そのためには「ちょっと面倒な人だな~」と思われても(笑)刈払機取扱作業者安全教育を受けているかどうかを確認して、優良業者を探しましょう。
除草費用のちょっとした価格の違いには法律に則って社員教育に費やしたお金や時間も反映されているのです。
除草料金の違い/状況把握
単純に「除草」といっても「草はどのくらい伸びているのか?」「フェンスに張りついた蔦はどうするのか?」など確認しなければならないことがいくつかあります。
事前見積の段階では何の確認もされなかったのに作業が始まってからあれやこれやと確認が入り、後から追加料金を請求されたケースをよく聞きます。
そこで、事前に確認しておきたい追加料金が発生しそうな項目をまとめてみました。
【確認項目】
① 草刈りする範囲は明確になっているか?
② 刈った草の集積・処分はどうするのか?
③ フェンスに張りついた雑草はどうするのか?
④ 雑草以外に幹が太い樹木が含まれていないか?
⑤ 草丈はどの程度か?
⑥ 施工車両は停車可能か?
⑦ 作業の妨げになるものはないか?
草刈りの方法による金額の違いもありますが、そもそもお客様の意向を汲み取れていなかったり現場状況を把握しきれておらず追加料金が請求される場合があります。除草業者さんから上記のヒアリングがない場合は、こちらから伝えるようにして追加料金を発生させないようにしましょう!
SAPでも小規模の除草作業であれば現地調査なしで作業に入る場合もあります。その場合は確認項目を一つ一つ丁寧にヒアリングし、現地の画像を送ってもらって作業場所の状態とお客様のご要望をしっかり把握しておきます。
まとめ
お庭の草刈りと違って太陽光発電所内は電気が流れるケーブルが露出していたり、高額な電気設備が並んでいるので保証問題がついてまわります。せっかく安いところにお願いしたのに、その何倍もの修理費用がかかってしまったら大変です。
「いつもお願いしている除草業者さん、これからお願いしようとしている除草業者さんの保証は大丈夫ですか?」
全国に除草業者はたくさんありますが、太陽光発電所の除草に長けている除草業者は限られます。太陽光発電所の除草を専門とするSAPでは充実した保証を備え、熟練したスタッフが安心安全に作業を行います。
太陽光発電所の除草はSAPまでお気軽にご相談ください!
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