【必見!】太陽光パネルの洗浄費用が異なる理由

今年は4年ぶりの大雪が関東にも降りましたね。大雪がふると、交通が乱れたり雪かきで腰が痛くなったり(笑) 雪に慣れていない地域ではとても困りますね!

さて、今回は皆さんが一番気にされているであろう洗浄費用についてブログを書いてみました。読者様の中にはSAPのような業者やメンテナンス会社へ太陽光パネル洗浄の御見積を依頼されたことがある人もいるのではないでしょうか? 

 

洗浄業者による金額の違い

複数の業者に御見積をお願いされた場合、届いた御見積を比較してみると金額に大きな違いがあると思います。この金額の違いには大きく3つ理由があります。

 

一言で「洗浄する」と言っても汚れたソーラーパネルの5割程度の汚れを落とすことも、9割以上汚れを落とすことも洗浄していることに違いはありません。ここに落とし穴があります!どんな機材を使っても100%汚れを落とすことは不可能ですが、100%に近づけるよう綺麗にすることが洗浄業者の使命なのです。

SAPのようなパネル洗浄の専門業者やメンテナンス業者へパネル洗浄のお問い合わせをするときは「何を使って汚れを落とすのか?」「洗浄に使用する水は何をつかっているのか?」をしっかり確認しましょう!

それ以外にもメーカーが推奨していない高圧洗浄機による洗浄や、万が一の事故に備えた損害賠償保険への加入の有無もあわせて確認することをオススメいたします。

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現場による金額の違い

ここまでで、会社によって御見積金額が異なることはおわかりいただけたと思いますが、SAPだけにパネル洗浄をご依頼いただく場合でも現場によって大きく金額が異なります。

 

SAPでは1日2,000枚のパネル洗浄が可能な洗浄機械「PVクリーナー」を主力として日本全国の太陽光パネルを洗浄させていただいておりますが… このPVクリーナーが使える現場と使えない現場があるからです。

PVクリーナーが使えない現場はハンディタイプの洗浄機、もしくはモップなどによる完全手洗い作業となってしまい、人件費や作業日数に大きな違いが出てしまいます。

具体的に例えますとPVクリーナーだと熟練者2名で一日最高2,000枚洗えますが、ハンディタイプの洗浄機だと2名で600枚程度、完全な手洗いだと2名で一日頑張っても300枚程度しか洗えません。同じ人数だと工期が3〜6倍以上になってしまうのです!

これが大きく金額が異なってしまう理由の一つです。

私事で恐縮ですが、手洗いだと雪かきで起きた腰痛が再発してしまいます(笑) 笑いにしておりますが、太陽光パネル洗浄の現場は体力的にとっても過酷です! 力仕事であることはもちろんですが、この時期は寒空の下で1日中水を扱うので手が凍るように冷たくなりますし、反対に夏場は表面温度が70℃以上になる太陽光パネルと日陰のない直射日光のダブルパンチで常に熱中症との戦いです。SAPではそんな過酷な現場にも耐えられる根性のあるスタッフを募集中です(笑)

話しを戻しまして、PVクリーナーを使うことが難しい現場の特徴をまとめてみました。

 

もちろん、①~④に1つでも当てはまる洗浄が困難な野立てタイプの太陽光発電所にもSAPなら対応可能です。
太陽光パネル洗浄は、お客様からお問い合わせいただいた時に現場の状況や図面、汚れの状態や設置状況が確認できる写真をいただくところからスタートします。その段階で『どうすれば一番効率良く洗浄できるのか!?』『そもそもこの現場は洗浄できるのか!?』を調べます。② ③についてはPVクリーナーを使用することはできませんが、① ④については状況に応じてPVクリーナーを使用する場合もあります。また、北海道のように雪深い地域では太陽光パネルの上に積もった雪が自然に滑り落ちるように南北のパネル設置角度が30度以上ある発電所もたくさんあります。

 

PVクリーナーはパネルの傾斜で本体が落ちてこないように上段のパネルにローラーを引っかけて走らせています。設置角度が30度以上あると、このローラーの接続部分に負荷がかかってしまうので、傾斜が急な場合は接続部分を強化して現場に挑みますが、あまりに急な傾斜がついている場合はお断りするケースもあります。

余談ですが、急傾斜のパネルが多い北海道は「寒くて雪が多い」というイメージから太陽光発電とは結びつかないようでも、実は人気のエリアです!その中でも道東地区は日高山脈の影響により降雪量も少なく晴天の日が多いのです。しかも!夏でも涼しく、梅雨もないので太陽光発電に適した気候と言えます。

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④の架台が3m以上ある場合はPVクリーナーをパネルに設置するときに脚立だけでは届かなくなるので、高所作業車を用いて洗浄を行なう場合もあります。もちろん御見積金額はそれに応じて高額になってしまいます。

ドローンを進化させて空から洗えれば安く提供できるのでは?と試行錯誤した時期もありましたが、固着した汚れを水だけの噴射で落とすにはメーカーで禁止されている高圧洗浄しか今のところ方法はないと思います。いい洗浄方法があれば教えてほしいです(笑)

そこまで架台を高くするのは雑草や樹木の影、雪の影響を受けないようにするのが目的の場合が多いと思います。ですが架台の設置自体に問題がなくても、その後のメンテナンスが大変になります。これも「メンテナンスフリー」という誤解による影響ではないでしょうか? もしこれから太陽光パネル設置をお考えの方がいらっしゃいましたら、メンテナンスのしやすさも視野に入れて検討していただけたらと思います。もちろん設置についてのご相談もお気軽にSAPまでご連絡ください。

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まとめ

洗浄に必要な費用は会社によっても、現場の状況によっても大きく変わってしまいます。洗浄費用が高すぎてあきらめていた方は一度SAPへご相談ください!可能な限りコストを抑えて現場の状況にあわせた最適なプランをご提案します。今回のブログで記載させていただいたように架台が高い発電所や急な傾斜がある発電所はお断りしてしまう場合もありますが… どんな現場でもお客様にご満足いただける価格と充実したサービスを提供できるように今後も取り組んでいきます!

 

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