汚れやすい!屋上ソーラーパネル清掃の必要性

太陽光の売電価格(FIT買取価格)が下落を続け、郊外にある野立てタイプの発電所の設置件数が低迷する一方で、高騰する電気代を自社で賄おうとする自己消費型タイプの発電施設が工場や物流倉庫を中心に増えています。今回はそのような工場や倉庫の屋上に設置されているソーラーパネルにスポットを当てて、パネル清掃の必要性について学んでいきましょう!

 

 

パネル汚れのチェックは目視がベスト

ソーラーパネルの汚れを確認するには目視による確認がベストです。住宅の屋根に設置されたソーラーパネルであれば枚数も少ないので、いつでも目視で 「汚れている」 「割れている」 などの確認ができますが、工場や倉庫の屋上に設置されたソーラーパネルは当たり前ですが屋上に登らないと確認することはできません。階段で登れる屋上であれば簡単に確認できますが、落下防止用のハーネスを装着して垂直のタラップを登ったり、高所作業車を用意しなければ確認できない施設もあります。ある程度の規模がある発電施設であればメンテナンス業者さんが定期的に確認してくれるかもしれませんが、パネルの枚数が多いと1枚ずつ確認することも大変な作業になります。反対に規模が小さく何年も放置されて全く目視確認されていない発電施設もありますが、屋根上のソーラーパネルは野立てのソーラーパネルよりも汚れが溜まりやすいので定期的に目視確認を行いましょう。目視でパネルの状態を確認できない場合は 「洗浄していない期間」 「発電量の低下率」 などからSAPのようなソーラーパネル清掃の専門業者に相談してみましょう。

 

屋根上パネルはなぜ汚れやすいのか?

ソーラーパネルは汚れても雨水などで汚れが流れるように、また入射角度による発電効率の関係から傾斜がつけられて設置されていることがほとんどです。ですが、倉庫や工場など屋上設置タイプのソーラーパネルは勾配をつけずに設置されているケースが非常に多く見受けられます。その大きな理由としては下記の3つが挙げられます。

勾配がないと水も汚れも流れ落ちず、パネルの中心部やフレーム部分に溜まってしまいます。この汚れが何カ月、何年と蓄積していくことによって 「ホットスポット」 や 「層間剥離」 の原因となってしまい発電量の低下だけではなく、事故や故障を招いてしまう可能性もあるのです。
※ 「ホットスポット」 「層間剥離」 についてはこちらをご参照ください。

 

 

汚れの種類と原因

傾斜が少なく汚れが溜まりやすいとはいえ、なぜ高い屋根にあるのに汚れてしまうのでしょうか? 「ソーラーパネルの汚れ」 と言っても場所によって様々な汚れの種類があるため注意が必要です。SAPは汚れを見極め最適な洗浄方法をご提案します。

 

主に校庭やグラウンド、建設現場や廃棄物処理場などから飛散します。特に冬季の空気が乾燥する時期の強風時には多く飛散しやすくなります。飛散しても積もるわけではありませんが、雨水や朝露などの水分を含むことにより固着した汚れになります。

 

黄砂は東アジアの砂漠や黄土地帯から強風で吹き上げられた多量の砂塵が上空の風によって運ばれてきます。日本には3月〜5月頃に飛来することが多く、花粉が舞う時期とも重なります。

 

ソーラーパネルに影響する花粉には 「スギ」 と 「ヒノキ」 があげられます。スギは2月〜4月頃に、ヒノキは2月〜5月頃に花を咲かせて花粉を放出します。その年の気象や地域によっても時期が異なりますが、2月〜5月頃は注意が必要です。

 

本来は雨水などで落ちますが、長時間雨が降らない場合は固着して落ちなくなってしまいます。また、強い酸性のため洗浄しても跡が残ってしまう場合もあるので早めに落とす必要があります。

 

製鉄所などの煙突から目に見えないほどの小さな鉄粉がパネルに付着します。湿気や雨などで付着した鉄粉は酸化し、パネルに侵食してしまいます。そうなってしまうと通常の洗浄作業では落とすことができなくなってしまいます。

 

4月〜6月頃にかけて植物の成長期に樹木から多く分泌されます。問題なのは樹木自体にべっとりと付いている樹液ではなく、目に見えずに飛散している樹液です。この樹液は樹木から20mほど離れたソーラーパネルにも降り注ぎます。この樹液が固まると天然樹脂となって水に溶けにくくなり、非常に除去し難くなってしまいますが、樹木よりも高い建物の場合は樹液による被害は少ないと考えられます。

 

清掃頻度はどれぐらいがいいの?

結論から言うと一概にソーラーパネルの清掃頻度を決めることはできません。設置環境によって汚れの種類や状況も変わり、最適な清掃頻度も変わってしまうからです。ですが、何年も洗浄せず放置してしまうと徐々に汚れが頑固になっていくので洗浄費用も高額にもなってしまいます。ソーラーパネルの汚れは発電量の低下だけではなく、故障の原因にもなりますので、発電所にあわせた最適な頻度でのパネル洗浄が必要になります。最適な洗浄頻度を調べるには現在の汚れたパネルの写真やパネルの設置状況を何枚か撮影していただきSAPまでご相談ください。発電施設が広い場合はエリアによって汚れ方が異なりますので、離れた場所のパネルの写真も撮影するようにしましょう。

 

まとめ

今回のブログで屋根上だけでなく傾斜があまりないソーラーパネルはとても汚れやすいということがおわかりいただけたと思います。汚れやすいということは必ず洗浄しなければならなくなるということです。
SAPでは毎年100万枚以上のソーラーパネルを洗浄させていただいておりますが、物流倉庫や工場の屋根上に設置されたソーラーパネルの洗浄依頼は年々増えております。ですが、せっかくご依頼いただいても危険すぎて作業をお断りするケースもあります。
これから屋根上にソーラーパネルを設置しようと考えている事業者様はソーラーパネルの勾配にも注意が必要ですが、洗浄することも考慮していただき設置されることをお勧めいたします。設置のレイアウトなどでお困りの際はお気軽にSAPまでご相談ください。

 

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